痛みを抑えた虫歯治療

    当院では、患者さまの大切な歯をなるべく残すことができるよう、なるべく削らず、痛くない治療を心がけております。

    削る部分をなるべく少なく

    3Mix-MP法

    八王子市大和田町の歯医者、はら歯科医院の3Mix-MP法

    「3Mix-MP法」とは、3種類の抗生物質(3Mix)を菌に感染した歯に浸透させ、内部から無菌化する療法です。
    薬剤によって病巣を無菌化し生体レベルの組織修復を図る、いわば内科的歯科治療と言えるでしょう。
    従来の虫歯治療に比べ歯質の切削量を抑えることができ、疼痛の軽減にも寄与しています。

    3Mix-MP法で用いる抗生物質は全身投与で用いる量に比べると極めて少量であり、身体への悪影響はまずありえません。

    当院ではこの療法を導入して以来、ひどい虫歯でも神経を残せる確率がグンと高くなりました。
    虫歯治療の他、根管治療や歯周病治療などにも応用しています。
    なお、この治療法に関しては特に自費料金等はいただいておりません。

    「3Mix-MP法」のプライオリティは新潟大学歯学部教授・星野悦郎氏と仙台市開業・宅重豊彦氏にあります。「3Mix-MP法」は(有)3Mix-MP法普及会の登録商標です。
    当医院はこの会社組織と3Mix-MPに関する使用許諾契約を結んでおります。
    ー 3Mix-MP法は3Mix-MP法普及会の登録商標です。(登録番号 第5023536号 第5015081号) ー

     

    MTAセメント

    八王子市大和田町の歯医者、はら歯科医院のMTAセメント

    MTAセメントとは、1998年にアメリカで販売され、日本では2007年に販売を開始した歯科用セメントです。
    殺菌効果が非常に高く、虫歯の不活性化をはじめ、神経の保護や根管の内部を埋める根管充填などさまざまな処置で応用が可能です。

    特に、虫歯が進行して神経にまで達した場合には、むし歯が進行したところまでの組織を取り除きMTAセメントによって蓋をすることにより、従来では神経を抜いていた症状でも神経を保存出来る可能性が高まりました。

    MTAセメントは非常に高価な材料であるため、MTAセメントを用いた治療はほとんどの医院では自費治療としているようですが、当院では通常の保険治療においても必要に応じてMTAセメントを使用した治療を行っております。

    ただし全てのケースに適応されるわけではなく、MTAセメントを用いた場合でも状態によっては抜髄が必要となるケースもありますので、まずは神経を残せる可能性があるかどうか、ご相談いただければと思います。

     

    う蝕検知液

    八王子市大和田町の歯医者、はら歯科医院

    う蝕検知液とは、虫歯になっている部分のみを染め出すことができる薬剤です。

    虫歯治療を行う上で何よりも大切なことは、虫歯に感染した部分を取り残しなくしっかりと除去することですが、いくらキャリアのある歯科医師でも健全な歯と虫歯の部位を完璧に見分けることは不可能で、歯を残すことを意識しすぎるがあまり虫歯の除去が不十分だったり、時には健康な歯までも削ってしまう事もあります。

    そこで当院では、う蝕検知液を使用して虫歯部分を染め出し、しっかりと目で確認しながら虫歯の取り残しや歯の削りすぎを防ぐように努めています。

     

    痛みを感じさせない工夫

    歯科用レーザー(Er:YAGレーザー)

    八王子市大和田町の歯医者、はら歯科医院

    患者さまにとって負担の少ない治療を実現するために、当院では歯科用レーザー(Er:YAGレーザー)を導入しております。
    レーザー治療は痛みを和らげる効果だけではなく、その殺菌効果により治療後の炎症を抑えたり、傷の治りを早くする効果も期待でき、初期の虫歯や歯周病、知覚過敏や口内炎など、さまざまな分野において活用することができます。

    医院によってはレーザー治療は自費で行っている場合もございますが、当院では基本的に保険治療の範囲内で必要に応じて活用させていただいております。
    副作用もほとんどないことから、全身疾患をお持ちの方や妊婦さん、小さなお子様まで幅広く適用できますので、ご希望の方はお気軽にお申し付けください。

     

    表面麻酔

    八王子市大和田町の歯医者、はら歯科医院

    当院では、麻酔針を指す前に、まずは歯茎に表面麻酔の薬をぬり、針を刺すときの痛さを軽減させる工夫をしております。

    表面麻酔はゼリー状の塗り薬なのですので使用時には痛みはありません。

    歯茎に薬を塗って2分ぐらいすると、歯茎がピリピリとした感じになり麻酔が効いてきますので、その状態で針を刺すと、ほとんど痛みを感じずに麻酔をすることが可能です。

     

    極細針(33G)の使用

    八王子市大和田町の歯医者、はら歯科医院

    麻酔を打つ時の針は、細ければ細いほど、痛みを少なく抑えることができます。

    歯科医療で使われている麻酔針は、一般的には「30ゲージ(0.25mm)」の針が使われておりますが、の針が当院では、最も細い「33ゲージ(0.2mm)」の針を使用しています。

    上記の表面麻酔と併用することで、麻酔針を刺す時もほとんど痛みを感じずに打つことができます。

     

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